森林認証とは
現在世界中で森林の破壊や劣化が大きな問題なっています。森林が破壊されると底に生息する貴重な動植物が失われるだけでなく、住民の生活環境の悪化や地球温暖化などが引き起こされます。しかし、木材を始めとする林産物は私たちの生活に不可欠の為、森林を全く利用しないということはできません。そこで、適切な森林管理が求められています。
森林管理の認証における国際的基準を設けるため、1993年にForest Stewardship Council(FSC-森林管理協議会)が設立されました。この国際基準は、森林管理における環境、社会、経済的影響を考慮した10の「Principles and Criteria for Forest Managiment」
(森林管理に関する原則と基準 下記参照)から成り立っています。
森林の認証とは、FSCの基準に基づき、森林を管理している団体の活動内容を、FSCによって設立された第三者機関が評価することです。現在、FSCに認証された森林は全世界で約1億Haに達しています。(2008年12月現在)
FSCの森林認証制度には、2つの認証が含まれています。
*森林管理認証 Forest Management Certification
森林管理のFSCの原則と基準に基づいて評価する。
*CoC認証 Chain of Custody Certification
加工流通過程で、認証された木材や紙製品が他の製品と区別、認識されて
いるかを評価する。この認証をウエッジがグループで取得したということです。
この認証材を使 この認証材を使用することにより少しでも地球からCO2の削減などできればと考
えております。
と考えております。
FSC森林認証10の原則
1.法律とFSCの原則の遵守 2.保有権・使用権及び責務 3.先住民の権利
4.地域社会との関係と労働者の権利 5.森林のもたらす便益 6.環境への影響
7.管理計画 8.モニタリングと評価 9.植林 10.保護価値の高い森林の保存